【実録】海外営業の働き方とは? -海外出張編-
この記事では、海外営業の働き方について紹介しています。
私の職業ですが、海外営業です。正確に言うと、現在退職交渉中で、年明けには退職し、ITベンチャーで働きます。
「海外営業!」うーん。いい響きです。みなさんの想像通りで、普段はカチッとスーツを決め込んで働いています。
私が働いている会社は緩いので、ノーネクタイですが。合コンではモテますよ?(笑)えっ?
しかし、みなさん海外営業している人がどんなこと日々しているか全然イメージできないですよね?
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海外営業って何してるの?
今回、海外営業が何をするのか、どんな風に働いているのかなどの働き方をツラツラ書きたいと思います。就活生にこの記事を参考にして戴ければ幸いです。
簡単に私が海外営業としてどんな働き方をしているか?
普段は会社のオフィスで働いています。基本的にはメールと電話で現地とやりとりし、必要に応じて月に1-2回、1出張の期間は1週間程。
そもそも、営業には二つの種類があります。
・海外の代理店営業とは
現地に子会社 or 協力企業があり、現地営業マンに自社製品を売ってもらうために色々な施策を考える。営業というより企画という方が正しいです。例えば、「こんなに良い新しい製品ができたので、この製品をこんな風にお客さんに売ってください」や商品を売るためのコンセプトを現地に伝えてあげたり。わかりやすく言うと、トヨタはメーカーで車を作ってます。ですが、トヨタの車を売るのは、代理店のトヨペットや大阪トヨタですよね?そんなイメージ。
・海外の直接営業とは
自分が直接お客さんに売り込む。基本的に海外営業となると代理店営業が普通です。直接営業だと非常に効率が悪いです。営業のたびに現地に飛行機で飛ばないといけないですもんね。
私の場合も代理店営業で現地に子会社があり、基本的にはその人たちとやり取りしてます。
私が50回もなぜ、海外出張に行ってるのか?
出張に行って何をしてるのか?
ですが、現地営業とお客さんを直接訪問し、この機械本当にいいんで買ってくださいよォーとお願いしに行くことがほとんど。後は、日本の企業さんが海外に支店を出したいなどある時に、現地の代理店とつないであげるために、橋渡しのような役割で海外に同行するパターン。
出張の頻度ですが、ほかの人と比べると私はダントツで多いです。理由としては、現地子会社がまだ、成熟していないから。
大企業、例えば三菱とかパナソニックとかは、現状知らないですが、現地もしっかりしていて、本社から出張して、フォローしてあげなくても現地の力で何とかやっていけのはずなので、そこまで出張頻度は多くないはず。
私の場合は、規模もそんなに大きくない会社で働いてますので、現地を本社からたくさんフォローしてあげる必要があります。
だから、仕事で海外に行きたい就活生は大企業よりも少し小さい会社がおすすめ!
わざわざ海外に出張する必要があるのか?
海外に私たちの製品を売る人たちがいるのに、なぜ、私が海外出張行く必要があるのでしょうか。
私の役目はなんなんだ?
主には2点だと思ってます。
①パフォーマンス
日本からわざわざ営業が海外にまで訪れたという事実は、海外のお客様からすれば、嬉しいですよね?
私たちのために、わざわざ、高い経費を払って、来てくれてありがとってなりますよね。
日系メーカーや親会社からの人であれば、このパフォーマンスは大いに発揮できます。
②仕事スピード
情報共有が圧倒的に早くなります。
普段であれば、現地営業が現地のお客さんを訪問し、訪問した結果を現地営業が本社にメールで情報共有する。この一連の作業を省けます。さらに、自分がいることで、納期や、価格のことを聞かれた際にすぐにお客さんに回答できます。私自身が情報を取るので、正確かつ信用度も高い情報を本社に持って帰れます。
こんなことを毎日しながら、気づいたら2年半過ぎてました。
海外営業の仕事で重要なのは、まだまだたくさんあります。お客さんから注文もらえば、そっから貿易関係の手配、納期の折衝など色々。
少しずづ皆さんに共有していきたいです。
こんな働き方をしたいと思う人が増えて、日本が少しでもグローバルになっていくことを願っています。
会社のお金で海外にたくさん行かしてもらい、会社経費で美味しいご飯をたくさん食べさせてもらいました。
良いこともたくさんありますが、悪いこともたくさんあります。普段のデイリーワークを出張中はホテルに帰ってきてからすることになるんで、睡眠時間が3時間なんかは当たり前です。
その待遇が良かった大手もやめてベンチャーに転職しましたが、あの頃の働き方が懐かしく思えます。
現在ベンチャー企業に勤めておりますが、前職と今の職での違いもたくさんあるので、下記の記事にまとめてみました。
【リアルな感想】ベンチャー企業と大手企業の違い
ベンチャー企業と大手企業では、天と地の差程働き方や、待遇が違います。
その辺見てみるとやはり、大手企業での待遇はすさまじく良かったと今改めて感じることができます。