【リアルな感想】ベンチャー企業と大手企業の違い
今回はベンチャー企業と大手企業の違い、メリット、デメリットに関して、自分の経験を基に記事にします。
どちらがいいか?と言われれば、間違いなくベンチャーで働くことをお勧めしますが、それは、完全に個人の考え方によりけりですので、
なぜ、私がベンチャーを勧めるのかも含めてこの記事を参考にしてもらえればと思います。
私は新卒で大手メーカーに入社し、海外営業として2年半働きました。現在は、ITベンチャーにて働いています。
そんな中で、色々と感じる部分があり、この記事を書こうと思いました。ぜひ、大学生にはこの記事を読んで就活の参考にして頂ければと。
コンテンツ
そもそもベンチャー企業と大手企業の違いって何?
大手企業とは?
大手企業(大企業)の定義がそもそもありません。下記記事に詳しく書かれているので参照してもらいたいですが、簡単にまとめると(個人的な見解も含む)
- 中小企業の定義の基準を超えている
- 売上1,000億以上
- 従業員1,000人以上
- それなりに周りの人が知っている
上場しているかしていないかなど色々な言い方はありますが、上場していない大企業と呼ばれる会社は山ほどあります。
また、「それなりに知られている」という部分ですが、CMを出していたら、皆さん良くわかりますが、B to Bの企業や投資銀行、コンサルの大手でも知名度が低い会社もありますので、
「就活をした人や、大人なら大概知っているだろうと思われる企業」=「それなりに周りのの人が知っている」としています。
イメージしやすく例えば、三菱系、三井系、パナソニック、東芝、SUNTORYなんかは誰が聞いても大手と言えますね。
B to Bで言うと、総合商社(三菱商事、三井物産・・・)、帝人、東レ、ナブテスコなんかも大手でしょう。
ベンチャー企業とは?
こちらも明確に定義されているかと言えばそうではありません。細かい説明は、下記コトバンクの記事を参照してください。
簡単にまとめると
- 革新的なアイデアや技術を有し、新しいサービス、事業を興している
- 一般的に従業員100人位までがベンチャー
- 従業員500人を超えて、10年以上会社が続いていればメガベンチャー
- ベンチャーキャピタルから出資を受けている
つらつらと書いてしまいましたが、イメージしにくいと思います。
サイバーエージェントやLINE、また、TIK TOKを運営する中国の企業Bytedanceなんかが一昔前までベンチャーと呼ばれていましたが、彼らはすでに大きくなりすぎて、
ベンチャーというよりは、大手と認識されつつあるんじゃないでしょうか。
大手とベンチャーの働き方の違いは?
大手企業の働き方とメリット、デメリット
語弊を恐れずに書きますが、私の経験、数々の大手に行っている友達の話を網羅しているので、間違いないです。
- 福利厚生がすごい
- 組織として働くことが前提なので、歯車として、動いている意識が強くインパクトの大きな仕事ができない
- 成長スピードが遅い
- お給料がべらぼうに良い
- まったり、その会社で腰を据えて退職まで働くという考え方が多い
- 研修制度がばっちり揃っている
- 年功序列の制度が多いため、使えない上司が多い
- 組織が大きいため、承認作業などが多く業務のスピード感が遅く感じる
- 大手ならではの、大きな仕事(額的にも、社会的にも)に携わることができる
- 経費使えるので、お客様含めて、飲み会が多く、美味しいお酒、食事を味わえる
- イケてる人が多い
大手は基本的にお金が余っていますので、研修も割としっかりしてます。私の場合は入社後2ヶ月は、新入社員全体で研修、
その後は、半年ほどかけて、残業なしでOJTにて、仕事になれる。このような感じでした。
研修もしっかり準備されており、受け身の体制で良いです。人によりますが、配属後は思っている以上に結構残業します。
私も毎日21時から22時頃まで会社にいました。すごい人は深夜まで働きます。最近は「働き方改革」のおかげで労働環境は
良くなっています。
ベンチャー企業の働き方とメリット、デメリット
ベンチャーで働いていて思うことをまとめます。
- 非常に優秀な人が多い
- 成長スピードが速い
- 新しいことを次々するので、事業を任せてもらえる
- 働きたい欲がすごい人が多い
- 自分で将来は独立したいと考えている人が多く基本的に意識高い人が多い
- 福利厚生はかなり少ない
- 給料は仕事ができるまでは、かなり低い
- スピード感が大手とまるで違う
- 受け身では置いていかれてしまい、ついていけない
- オフィスがやたらおしゃれ
- キラキラしている綺麗な人、男前が多い。
私は、ベンチャーに転職して本当に良かったと思ってます。前職では、成績も良く働き甲斐もあり仕事も好きでしたが、自分の成長感を感じることができませんでした。
今は、ハードでしんどいですが、自分が事業を動かしている実感を感じることができますし、毎日成長を感じることができます。
成長ってなに?
さっきから、「成長」という言葉を連発していますが、非常にあいまいで、抽象的な言葉ですね。
私が思う成長とは「できなかったことができるようになる」一歩のことだと思っています。
自分が何をゴールにするかが重要ですが、私の場合は「会社の看板なしで、自分の力で生活でき、生計を立てる」としていますので、人として、ビジネスマンとして成長を日々感じ、
事業の興し方や、プロジェクトの進め方を毎日肌で感じ、自分がやるためのイメージに近づいてきています。
ベンチャー企業と大手企業まとめ
大手企業に向いている人
- 変化があまり好きじゃない人
- システマチックなことが多く、コミュニケーションが得意な人
(社内、社外の人との折衝が多いので) - 上司、先輩にゴマすりすることに苦を感じない人
- お金が欲しい人
- 独立、起業を考えていない人
- 安定な生活が欲しい人
- 生活を大事にしたい人
- 名誉が欲しい人
(大手で働いていれば、親も誇らしいです。)
ベンチャーに向いている人
- 向上心があり、誰よりも一番でありたいと思っている人
- いつかは起業した人
- 変化が好きな人
- とにかく、がむしゃらに働きたい人
- 意識が高い人
- 新しいものをすぐに作りたいと思っている人
この記事は、私が感じた本音を書いています。
個人の見解、一般的にはこう思われているという認識でお願います。
何か不明な点、もっと聞きたいことがあれば、いつでもお問い合わせホームから連絡ください。
できる限りのアドバイス、協力したいと思います。
自分の経験を踏まえて、何故大手を辞めて、ベンチャー企業にジョインしたかについて下記記事にまとめてました。
何故、大手メーカーを辞めてベンチャー企業に入ったのか?
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